1.この本を読むきっかけ
まず最初に、この本を読むきっかけをお話したいと思います。
これは単純に、この本がいいと、多くの人が勧めていたからです。
私がよく見るビジネス系のYouTuberの方や、Twitterなんかで、この本がとてもいいと、多くの方が勧めていました。
紹介されている内容を見ると、私たちが持っている思い込みについて書かれているようでした。
それで直感的にこの本は自分にとっていいかも、と思い、購入することに至りました。
2.私たちは思い込みの中に生きている
この本の最初には、クイズがあります。内容は、この地球上のことについて。
例えば、この地球の人口の変動についてや地球上の貧困層の割合について、また地球の温暖化についてのこと。
合計で13問質問がありますが、私が行った結果として、なかなか当たりませんでした。
私の先入観と、著者が書かれている地球上の様々なデータが一致していませんでした。
私の勝手な思い込みでした。これは怖いと思いました。
子供の頃見たニュースや新聞、テレビの情報などを今でもずっとそうだと思い込んでいました。
3.この本の学びを活かすとしたら。
世界の人口についてとか、貧困についてなどは、実際には自分で見ることはできません。
究極的には、本当のことは「分からない」と思っています。
確かに科学的なデータや信憑性のあるデータなどもありますが、全てを正確に把握することは不可能だと思います。
だから、最初から鵜呑みにして信じるのではなく、一つの視点として採用して、あとは自分の中で吟味することが大切だと思いました。
私はこの本から、「教え込み」ということについて学びました。世の中にはたくさんの教え込みがあるのだと。
また、自分の中にも、たくさんの固定概念があるということも学びました。
自分の中で「これは絶対だ」って思っていることでも、間違えていることはあると改めて認識しました。
だから、人と話すときには「自分が絶対に正しい」という考えを手放して、心をオープンにして、人とコミュニケーションすることの大切さを学びました。
本の中にはいろんなデータがあります。でも正直、それが本当かどうかは私には分かりません。
大切なのは、書いてあることが正しいかどうかよりも、世の中にはたくさんの教え込みがある、そして、自分の心の中にもたくさんの教え込みがあるということです。
それをちゃんと認識したら、もっと人に対しても寛容になれるのではないでしょうか。
今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。