2.お勧めの本

【感想】「君たちはどう生きるか」から学んだこと その1

久しぶりに「漫画 君たちはどう生きるか」を読みました。感想とそれをどうやって日常に活かすか?ということを書きたいと思います。

感想

まずは「すごくよかった!」何がよかったかというと、人として、何が大切かを改めて認識できたからです。

ストーリーは主人公の学生さんのコペル君。コペル君が学校でのお友達との関わりのことで、いろいろと学んでいくストーリーです。

よくある、普段、私たちも経験するような人間関係ですが、そこから学ぶことがたくさんあります。

今回、読んで大切だと思った2つのこと。

その1  誠実さが大切

その2  この世の中に、役立てることをアウトプットすること

この2点について解説していきます。

誠実さが大切

物語の中で、コペル君がお友達を裏切ってしまう場面がります。

コペル君は、大切なお友達を裏切ってしまったことに、ひどく悩みます。

この感情について、悩み、それを勇敢に乗り越えて、お友達に素直に謝り、ふたたび仲良くなっていく、ということをやります。

この時のコペル君の勇敢さ、素直さは、すごいと思ったと同時に、私たちも日常で、こういった場面に直面したときに、試されると感じました。

これは「誠実さ」に関係していることです。

私たちも日々、生活する中で「自分の価値基準」に従って、生きることが大切だと思います。

「自分の価値基準」というのは、人それぞれ違います。そして、それは、法律とか、何かの決まり事、ルールとも違います。

自分の中にある「軸」というか、それを尊重することで、幸せに感じられる基準点です。

人は、「自分の価値基準」を守ることで幸せを感じます。自尊心が高まります。そして、新たなやる気や意欲が高まります。

逆に、自分の価値基準を破ると、気持ち悪いです。自尊心が低くなります。するとイライラしたり、無気力になったりします。

だから、自分の価値基準を守るのはとても大切なことです。自分を大切にする行為です。

この世の中に、役立てることをアウトプットすること

本の中で、ナポレオンの話が出てきます。僕もそんなにナポレオンのことって、詳しくなかったんですが、こんな感じだったそうです。

彼は若くして、フランスのトップの座につきました。トップに上り詰めていく過程で、彼は国のために、国民のために、助けることをしました。それが評価されて、トップになった。

でも、トップになってから、自分のいうことを聞かないイギリスのために、自分のいうことを聞かすために戦争をした。その戦争が大敗して、力を失ったそうです。

同じ人でも、世の中に貢献することをすると、当然ですが人から支持される。

逆に、権力を振るおうとすると、人は離れていく。冷静に考えればその通りなんですが、これが自分に置き換わると、なかなか簡単にはいきません。

私たちの生きる価値は、「世の中の進歩に貢献することをやる」ことです。

それが私たちが生きている意味だと思います。

みんなの地球、たった一度しかないこの命を、世の中をより良くすることに使えたら、幸せを感じられます。自尊心が高まります。

お金を得ること、物質を手に入れることも大切ですが、それ以上に、自分が世の中であったり、他人に貢献できたとき、私たち人間はこの上ない幸せ感を感じることができます。

まとめ

・誠実に生きること

・何でもいいから、世の中に役に立つ行動をする

この2つが幸せに生きるための黄金律、王道がと感じました。

これに焦点を合わせていたら、面倒なことも少なくなると思います。

今の世の中、たくさんの情報に溢れています。それを全部知ることはできないし、選ぶのも大変です。心が折れます。

でも、上記2つを心掛けていたら、生活がシンプルになるし、もっと意欲的に、活動的に、大胆に生きることができます。

「漫画 君たちはどういきるか」を読んで、改めて思い出させてもらいました。

これはおすすめの本です。僕の生涯読む本に入る1冊です。ご興味ありましたら読んでみてください。

漫画だけじゃなく、読み物のパートもありますので、ちゃんとしたボリュームもあり、バランスがいい本です。

→ 「漫画 君たちはどういきるか」

ABOUT ME
竹内 規弘
初めまして。竹内といいます。約20年間、人間の意識の仕組みについての研究をしてきました。 人生がより幸せに、より充実して生きられるかの情報をこちらのブログで発信します。 どうぞよろしくお願いします。