意識は「上書き」できない——20代の僕が苦しんだ末に見つけた答え
1999年、20代半ばの頃。僕はある自己啓発セミナーを受けました。
それまでの僕は、本も読まない、勉強も大嫌い。ただなんとなく毎日を過ごしているだけの人間でした。それがあのセミナーで「自分の意識で人生が作れる」という考え方や、成功法則、意識の仕組みに初めて触れて——一気にハマったんです。
「自分の人生をもっと充実させたい」「自分を変えたい」。その一心で、初級・中級・上級とステップを進めて勉強し続けました。
変えたかったのは、ネガティブな自分
当時の僕が一番変えたかったのは、自分の中の否定的な部分でした。
- 何かやろうとしても、自信が持てない
- すぐに「できない」と思ってしまう
この自分を克服するために、セミナーで教わった「肯定的な宣言文(アファメーション)」に必死で取り組みました。「自分は自信がある人間です」と、みんなの前で声に出して宣言する。家に帰っても毎朝10回唱える。なんとか自分の意識に刷り込もうと、本気でやっていたんです。
上書きすればするほど、苦しくなっていった
セミナーが終わった直後は、確かに気分がいい。ところが時間が経つと、また元に戻ってしまう。
いや、元に戻るだけならまだいいんです。やっかいなのは、戻った時に「以前より落ち込む」ようになってしまったことでした。
これだけのお金と時間を注ぎ込んで、希望をかけて取り組んでいるのに、結局元の場所に戻ってしまう自分。それを見るたびに「自分にはセンスがないんじゃないか」「そもそも自分に可能性なんてあるのか」と、疑いが強くなっていきました。
ポジティブで上書きしようとすればするほど、状態がむしろ悪くなっていく。これが、当時の僕の現実でした。
それでも諦めきれず、現状を変えたい一心で、いろんなセミナーを渡り歩いていました。そんな時、会社の先輩から「アバターコースっていうのがすごくいいよ」と教えてもらい、受講を決めました。2002年のことです。
ポジティブシンキングが続かない、本当の理由
アバターコースを受講する中で、なぜポジティブシンキングがうまくいかなかったのか、その理由がはっきりとわかりました。
① 信念には「確信度」がある
人が信じていることには、それぞれ「確信」の度合いがあります。そして、確信度が高い方の信念が、現実として現れます。
② だから「上書き」には限界がある
「自分にはできない」「自分には自信がない」という強い思い込みが、根底にあるとします。その上に「私はできる」とアファメーションで毎日唱えても——元々持っているネガティブな信念の方が確信度が高ければ、結局そちらが現実化してしまう。
つまり「上書き」という手法は、セミナーを受けた直後の高揚感の中では効いているように感じても、時間とともに確信度の差で押し戻されてしまうんです。
アバターは「意識を管理する道具」を学ぶ場所
アバターの目的は、癒しやセラピーではありません。「自分の意識を自分で管理する」ためのツール(道具)を学ぶことです。9日間という時間をかけて、意識をコントロールする技術を、自分の手に体得していきます。
もちろん、9日間ですべての人生の問題が解決するわけではありません。生きている限り、あるいは大きな目標にチャレンジしている限り、ネガティブな感情や心の障害は必ずまた出てきます。
ただ、それが出てきた時に——アバターのツールを使えば、適切にコントロールして、邪魔なものを取り除き、もう一度目標に向き直ることができる。それが、上書きとは決定的に違うところです。
「変わりたい」と願ったあなたへ
もし「意識の仕組み」や「自分をどう変えられるのか」ということに興味がありましたら、開発者のハリー・パルマー氏が書いたリビング・デリバレイトリーを、まず手にとってみてください。
アバターとは何なのか、自分の人生にどんな変化を起こせるのか——そのきっかけを、感じていただけると思います。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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